「有効成分○○の20倍!」
「○○の40個分のビタミンが含まれています!」
健康食品の広告やCMにはこういった謳い文句が常に踊っています。単純に考えると「そんなに入っているのだから身体に良いに決まっている」と思い、すぐに購入してしまいたくなるのが大衆心理でしょう。しかし、実際にはそういう訳でもないようです。
私たちの体内には、栄養素をキャッチするためのレセプターがあります。そのレセプターの働きによって、摂取した栄養が体内を巡るようになるのです。しかしこのレセプター、天然の栄養素しかキャッチしないという特性を持っているため、人工的な原料を用いたものは体内に取り込んでくれません。これが、サプリメントを選ぶ際に留意して頂きたい第1のポイントです。
「天然の原料が用いられているか?」どれだけ多くの成分量を誇っていても、人工物質では吸収されないのですから、原料には充分に気をつけて選んで下さい。
同じ病気の患者さん数人に、別の薬を与え薬効を確認する。これを数十回繰り返して手に入れるデータを「臨床データ」といいます。「サプリメントはあくまで食品、薬じゃ無いからそんなデータは必要無い」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、サプリメントを摂取する人の多くは何かに不安を抱えている人。その不安を解消させるために摂取しているのだから、出来る事なら根拠のある製品を摂りたいですよね。
実は、臨床データが出されているサプリメントも数多く世の中に存在しています。日本の場合は、まだサプリメント処方を行っている病院が少ないため、あまり知られていませんが、例えばアメリカのPDAという薬の事典にはサプリメントも掲載されています。薬の事典に載る=臨床データがある、というわけです。
サプリメントを選ぶ際の指針、第2のポイントは「臨床データがあるかないか」です。薬事法の問題があって、製品自体に記載されていることはほぼありませんが、堅実なメーカーの中には、製薬会社並に臨床データを蓄積している所もあるのです。メーカーに問い合わせれば、開示できるデータを送って貰うことも可能です。ここで「データがない」「臨床実験をしていない」という製品には要注意ですね。
「~~が改善しました!」
こんな宣伝文句がしっかりと裏付けられるデータを持っているメーカーの商品なら、安心して摂取することができると思います。