海藻自体が防御のために分泌する物質であるフコイダンですが、単純に「フコイダン」の成分含有量が多い海藻を紹介するならば、それはオキナワモズク。
他と比べてオキナワモズクの含有量が多い理由としては、沖縄が亜熱帯地域に属していることが挙げられます。
亜熱帯地方に属している沖縄は、日本でも太陽から降り注ぐ紫外線の量が年間を通じて多いことで知られています。
そのため、植物やサンゴ、もちろん海藻も紫外線から身を守るために、他の地域の同じ物質と比較するとより多くの防御能力を持っているのです。
つまり、防御のために他の海藻と比較するとより多くの「フコイダン」を含有しています。
国内で販売する「フコイダンサプリメント」には、オキナワモズクを原料とするものが多々あります。
その理由は、沖縄の食文化として長く用いられてきたことと、養殖技術があり、流通の90%を沖縄産で確保出来るからです。
まさに、含有量と安全性を備えていると言えるでしょう。
オキナワモズクほど含有量は多くありませんが、有効成分が多く含まれていることで知られている海藻が、北海道の函館近辺で獲れるガゴメ昆布です。
ガゴメ昆布の特徴としては、他の海藻類に比べてネバネバ成分が極めて強いことです。
ある研究機関の調査によれば、日本に生育する30種類以上の昆布の中で、ネバネバ成分が群を抜いて多いことと、3種類の「フコイダン」(U-フコイダン・I-フコイダン・F-フコイダン)が分かっています。
現在もこの機関は研究を続けており、日本癌学会や日本糖質学会などの著名な学会で効果・効能に関する成果の発表を続けているようです。
ちなみに、この3つの有効成分が含まれているのはガゴメ昆布だけです。
オキナワモズクからは、この3種が検出されていません。メカブからは1種は検出されたものの、残りの2種は未検出です。
含有量の多さは魅力ですが、有効成分の多さもまた魅力的です。
未だ「フコイダン」という成分の全容が解明されていない以上、個人的には有効成分の多いガゴメ昆布を用いたサプリメントをお薦めしたいですね。